娘の一人暮らしと悪い父

大学生の娘がしばらくの間だけ下宿で一人住まいをすることになりました。

今まで京都の大学まで神戸から通っていました。入学当時から母親と「下宿はだめ」という約束をしていたらしく、仕方なく1限の授業に間に合うようにと6時前に家を飛び出していく生活を続けていました。

しかし無謀にもそのような状態でサークル活動に入り、帰るのは終電近くがほとんど。家に着くのは午前様。夕食を食べる元気もなく、風呂にはいる元気もなくベッドに立桶こむようにして寝てしまい、シャワーを浴びることもなく次の日にまた朝から飛び出していく生活を続けていました。

さすがにこれでは体が持たないという事で、4回生になって卒論や就活が始まるまでは京都での一人暮らしを許されました。なんでも、しばらく我国の実家に変える友達の部屋が空くので、そこをそのまま貸してもらえるようになったそうです。

自分でベッドの安いものを探して買って来たり、家で使っていたハンガーかけをわざわざ分解して大きなカバンからハンガーかけの足を見せながら京都まで持っていったりと、それなりの節約生活を考えてはいるようです。

という事で私からも「一人暮らしのお祝い?」という事で、いつも厄除けに行く神社のお札と、大嫌いな「ゴキブリ対策用の薬」を渡しておきました。

本当は「一人暮らしは不安で怖い」と思わせるために「悪霊退散」と書かれたようなお札を探したのですが見つからず、普通の「厄除け」の札となってしまいました。

とにかくホラーものやゴキブリや虫が大嫌いな娘なので「一人暮らしの辛さ」をしっすかりと感じてもらおうと思っています。という事で、次回のプレゼントは「貞子のポスター」か何かを送ろうかと考えている、悪い父でした。