FPSは知識ではなく経験がものを言う

ゲームはそれなりにやりこんできたつもりでしたが、これまでプレイしてきたどれとも違うFPSには初めは戸惑うばかりでした。何もできないうちにゲームオーバーという、少年時代初めてゲームに触れた時以来のお粗末な結末を繰り返し繰り返し迎えるにあたっては、悔しい気持ちを通り越してむなしくなったものです。

先人の知恵を借りようにも、ネットで出てくる直伝の攻略法はFPSを始めたばかりの私にはまったく理解不能なもので、何を参考にすることもできません。その中で唯一読み取れた、とりあえずプレイを重ねるべしという言葉だけを信じて、もはや意地になってコンテニューを続けました。

すると習うより慣れよとはよく言ったもので、自分でもよくわからないながら、プレイを繰り返すごとに少しずつ動けるようになってきたのです。FPS コントローラーに乗せた手が意識しないままに自然とボタンを押すという形で、頭より先に体が操作を覚えたようでした。

基本の動きができるようになるとゲームとして楽しくなって、そこから先は夢中でした。できないことができるようになるのが爽快で、少しでもできることを増やそうと昼夜問わずプレイして、家族の非難を浴びつつフィールドを走り回る毎日です。

FPSの面白さを知って、FPS コントローラーを自在に扱えるようになってわかったことは、このタイプのゲームは経験が命だなということです。操作方法やプレイの仕方など、知識だけ先に修得しようとしてできるものではありません。コントローラーを握り実際に動かして、そうして体で覚えるのが上達のコツなのです。